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2011年5月24日火曜日

立川市市議会議員にメールを送ってみた【加筆あり】

(つづき)
どうしたら良いのか判らなかったのですが、 立川市議会議員の人に訴えてみると言うのを思いつき、メールを出す事にしました。
本来なら、直接電話して会って話した方がベターなのは判っていますが、一人ずつ回っていたらその間に「ヤゴ救出作戦」の日程がどんどん消化されて行ってしまいます。
取り急ぎ、メールを送れる人には送りました。
私が送ったのは以下の方々です。

稲橋 ゆみ子
伊藤 大輔
大石 ふみお
五十嵐 けん
永元 須摩子
浅川 修一
堀江 重宏
上條 彰一
大沢 豊
清水 孝治
(立川市のホームページの記載順)

立川市議会議員は、全部で28名です。
メールアドレスが判らない人には未だ連絡していません。
議員から頂いたお返事等は当ブログで(個人情報等の不都合がない範囲で)公開していくつもりです。
メールを送れてない人には後日、連絡するよう努めますが、これを読んだ市民がおのおの訴えてくださると有り難いです。

↓ここで全議員の一覧、連絡先がご覧になれます。
立川市議会議員名簿 



稲橋ゆみ子議員から早速、電話を頂きました。
私のメールに賛意を表してくださり、出来る限り教育委員会や、「ヤゴ救出」 関係の方に働きかけてくださるとの事です。
私は勿論、稲橋議員とは面識がありません。
一介の市民の突然のメールに素早く反応して頂き、本当に有り難く思いました。


議員ごとに若干文面を変えましたが、各議員には大まか以下のような内容でメールを送りました。


○○ 先生

拝啓
先生におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
立川市曙町在住の○○と申します。

さて、私は昨日、例年今頃に立川市の殆どの小学校で「ヤゴ救出作戦」というイベントをやっている事を知りました。 清掃前のプールに児童が入り、ヤゴを保護するという事で本来なら非常に意義のある授業だと思うのですが、現在は福島第一原発の放射線がプールに溜まっている状況ですので例年とは全く事情が異なります。清掃前のプールに入ると児童は被曝してしまうのではないでしょうか?自分が住んでいる地域の子供たちが被曝してしまい、将来健康に害が出るかも知れないと思うと、とても心配になりました。 それで、立川市環境対策課がヤゴ救出大作戦を推進しているということですので、電話で問い合わせまてみました。

私「清掃前のプールには福島第一原発から飛んで来た放射性物質が溜まっている可能性が高いので、児童を被曝させるリスクから護る為に『ヤゴ救出作戦』を中止してはどうか?」 環境対策課「そんなことを言い出したら、校庭等も放射線が堆積している可能性があり、学校を続けられなくなる。現状、東京都が計測している放射線の値で直ちに健康に害があるとの認識は無い。」 私「東京都が測定している放射線は地上からかなり離れた高い位置(18m)での空気中に漂う放射線の値を測っていると聞いている。『ヤゴ救出作戦』は、直接汚染されている可能性のある水に浸かる上に、児童がワイワイ言いながら水の中に居るのでプールの水が口の中に入って飲んでしまう可能性もあり、校庭を歩いていて空気中に漂う放射性物質から被曝するのとは質が違う。」 環境対策課「他にも放射能を心配して様々な理由で電話をかけてくる人が居り、一々対応してられない。」 私「今迄、清掃前のプールで児童が被曝するかも知れない事を考えた事が無かったのは了解した。では、今の私の指摘を受けて、これからどうすれば良いか対策を練るつもりはあるか?」 環境対策課「東京都や文部科学省の決定に従うものであり、独自に対策を練る考えは無い。件の授業を行うかどうかは各学校の判断に委ねている。」

と、いったやり取りで、埒があきませんでした。 私は特に市民運動などに参加したこともなく、目前に迫った児童の被曝のリスクをどうすれば効果的に回避できるか判りません。 市会議員の○○ 先生なら効果的な方策をお判りではないかと思い当たり、突然ではございますが、メールを差し上げた次第です。 「ヤゴ救出作戦」は例年今頃開催されているとのことで、事態は急を要します。私が知り得た一つの小学校は6月1日に授業が予定されています。他の学校はもっと早い日程で行われるかも知れません。 立川の子供たちを被曝のリスクから護る為にお力をお貸しいただけないでしょうか?

以下のサイトで、実際に配られたプリントなどご覧になれます。

子供を守ろう Save Child[東京]立川市の小学生に汚染された清掃前のプールで「命の大切さ」を教える 

以上、突然ではございますが、何卒よろしくご高配賜りますよう、お願い申し上げます。

名前、メールアドレス、電話番号記載


(文面終わり)
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 【追記】 5/26日夕方

24日、私は上記 10名の先生方にメールを出しました。
私の友人は、それ以外の方に連絡してくれています。
自民党の先生も「協議する」と連絡をくれているそうです。

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 【追記】 5/28日

その後、複数の市議の方から連絡を頂きました。
現在、先生方は様々な動きをしてくださっています。
逐一、当ブログで報告する事で現場を混乱させるのは本意ではありませんので、
事態の推移を見守り、しかる後にご報告させて頂きます。


【お詫びと訂正】
立川市が「新宿で測っている空気中の放射線量を基にプールの水を安全と判断している」、と指摘していましたが、正しくは「新宿で測っている降下物のデータを基に安全と判断している」 でした。お詫びして訂正致します。
しかしながら、そのデータでは立川の学校のプールの安全性を判断できないことに変わりはありません。その件は「立川市立小学校の校長が安全と判断した根拠はズタズタのボロボロ」に書きましたのでご覧ください。

2 件のコメント:

  1. 今は有事。
    大変な時に、市民を守ろうとしない
    議員も役人もいらない。

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  2. 立川在住の主婦です。
    子供を守ろうと動いてくれない議員がいることに
    ショックを受けています。
    就学前の子供がいるので人ごとではありません。
    逃げるしか、子供を守る方法はないんでしょうか?
    とても悲しいです (>_<)

    返信削除