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2011年5月28日土曜日

メモ02 ドイツ:チェルノブイリ25年後のイノシシ放射能汚染

ドイツ:チェルノブイリ25年後のイノシシ放射能汚染

ドイツの森に生息する野生のイノシシは環境中の放射能の持続性を雄弁等語る証言者である。
ドイツの例は、日本の福島の今後の予測となる。
チェルノブイリから1500キロメートルのドイツの森で、イノシシの肉にセシウム137が消費安全基準の何十倍にもなっている。
セシウムの生体濃縮である、ある種の癌のリスクが増加する可能性がある。

(2011年4月1日Metoro Montred カナダ)

放射性物質はなかなか減衰せず、キノコや食物から動物や人体に入り、留まった部分で身体を攻撃し、濃縮されていく。断ち切れない負の連鎖が時代と世代を超えて続く。


イノシシ肉に放射性物質=チェルノブイリから放出-オーストリア

【ベルリン時事】オーストリアの環境保護団体「グローバル2000」は8日、国内で購入したイノシシの肉から、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で放出された放射性物質が検出されたと発表した。
 検出したのは放射性セシウムで、1キロ当たり1060ベクレル。同団体は、安全基準の同600ベクレルを大幅に上回っているにもかかわらず、小売店で購入できるとして、規制の在り方を批判するとともに、「セシウムは25年が経過しても高いレベルで残っている」と警告した。(2011/04/09-08:31)





1500kmって福島第一から奄美大島。北は、福島からサハリン中部までですね。

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