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2011年5月29日日曜日

すでに授業を受けられたお子さん、保護者の方へ

すでに授業を受けられたお子さん、保護者の方へ

このブログの内容(ないよう)を見られて不安にかられてしまったかも知れません。
私は、専門家(せんもんか)ではありませんので、「大丈夫(だいじょうぶ)、心配しないでください」とは言えませんが、もし自分の子が清掃前(せいそうまえ)のプールに入ったとしたらこう考えます、という意見は言えますので、それを書いてみます。

結論(けつろん)から言って、清掃前(せいそうまえ)のプールに入った事を後々まで気にする必要(ひつよう)は無いと考えています。詳しく書くと長くなりますので、取り急ぎ要点(ようてん)だけ述(の)べます。

・清掃前(せいそう)のプールに一度に入ってからといって後々まで気にする必要(ひつよう)はないでしょう。一番気をつけなければならないのは、放射能(ほうしゃのう)に汚染(おせん)された、水や食べ物や呼吸からの内部被ばく(ないぶひばく)です。プールの水に入るのは外部被ばく(がいぶひばく)ですので、仮(かり)にプールに放射性物質(ほうしゃせいぶっしつ)が入っていたとしても、洗(あら)い流せば後々まで放射能(ほうしゃのう)の影響(えいきょう)を受(う)けることはありません。

・ただし、それは「一度プールに入ったからといって」の話に限(かぎ)ったことで、福島第一原発(ふくしまだいいちげんぱつ)の事故が未(いまだ)だ収束(しゅうそく)せず、今後の見通しも不透明(ふとうめい)な部分が多い状況(じょうきょう)を考えると、長期(ちょうき)にわたりできるだけ被ばく(ひばく)を減(へ)らす努力をすることが前提(ぜんてい)となります。

・このたびのヤゴ救出作戦に反対の意見を出したのは、ヤゴ救出作戦に端(たん)を発(はっ)して、立川市では学校の放射線被ばく(ほうしゃせんひばく)に関して、独自(どくじ)の調査(ちょうさ)を行っていないなど対策(たいさく)が不十分(ふじゅうぶん)であることがわかったからです。
 すぐに善処(ぜんしょ)をお願いしたのは、子供たちの健康(けんこう)に関わる大事なことですので「今後もふくめて直(ただ)ちにしっかり対策(たいさく)してください。」と言う事です。すぐに対応(たいおう)していただくには、今現在(げんざい)行われているヤゴ救出作戦を題材(だいざい)にお話を進(すす)めていく必要(ひつよう)がありました。

・したがいまして、ヤゴ救出作戦一度で後々まで心配するには及びませんが、今後(こんご)、長期戦(ちょうきせん)の構(かま)えで子どもたちの被ばく(ひばく)を軽減(けいげん)するよう自衛(じえい)していただくことをお勧(すすめ)めいたします。

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「何もわからない時点で、必要以上に恐怖をあおるのもどうかと思います。
データが出れば大人たちは満足かもしれませんが、
不安にさせてしまった子供たちの心のケアまでフォローしてくださいね。」

というご批判を頂戴しました。
私も子を持つ親です。データを出したからと言って私は何に満足するのでしょう?
子供にすくすくと育ってもらいたいというのが願いですし、自分が死ぬ迄、子供たちが元気でいてくれた時に初めて満足し、自分が死んだ後の幸せを願いながら今生を終えるのではないかと思います。

この度は、丁度ヤゴ救出作戦が行われている真っ最中だった為に、清掃前のプールが心配であるデータを出す事で、既に授業を終えたお子さんたち、保護者の方々に不安の種を蒔いてしまうかも知れない事には、大変心苦しく思っております。
ですが、上でも述べました通り、清掃前のプールに一度入っただけで殊更にその事だけを気に病む必要はないでしょう。今後、長期に亘り被ばくの心配が続きますので、長い目で見て被ばくの総量を減らす努力が肝要かと思います。

そして、何もわからない時点では、早くわかるようにして欲しいと思います。
素人故、何もわかりませんので、色々と聞きかじった知識で「これはこうなんじゃないですか?」と訊いた時に、責任のある人達には合理的に納得出来る根拠を示し「いえ、それはこうですよ。だから安心してください。」と言って欲しいのです。それが今は、大切な事が曖昧になることが常態化し、不安を抱いて気持ちが落ち着かなかったり、不安から目を背けたりしている内に、じわじわと放射能汚染が拡大しています。

政府はこの間、福島県の学校の放射線量の安全基準を年間1mSvから20mSvに引き上げ、5/27日に再び出来るだけ1mSv以下を目指すよう通達を出しました。短い間に安全かどうかを判断する基準を20倍も上げたり下げたりするのですから、私としては政府の判断に任せっきりにせず、ある程度各自が知識を持って自分や自分の子どもの安全を考えた方が良いと思います。

放射線被ばくについては、専門家の間でもさまざまな意見がありますが、ドライウエルベントの意味を事前に公表せずに大量の高濃度放射性物質を大気に撒いたり、放射能汚染拡大を知る手がかりとなるSpeediのデータを公表しない等々、福島第一原発の事故以降の政府や役人、東電の対応を見ていると、国民の健康を充分に考えた上で行動しているとは到底思えませんので、出来るだけ安心できる専門家の意見に耳を傾けたいと考えます。

仮に政府の判断が間違っていた場合に被害を被るのは子どもたちです。健康被害は数年経ってから現れますが、その時になって後悔するよりは、「あの時、心配し過ぎて損したね」と話す方が良いと考えます。

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